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ヘイリー・ロレン の 「青い影」(They Oughta Write a Song)

ヘイリー・ロレン の 「青い影」(They Oughta Write a Song)

ヘイリー・ロレンという歌手を初めて聴いた。 このジャケットは素敵だ。 天は美貌と美声の二つも与え賜うのか・・
 本アルバムは2009年にオレゴンの2カ所で行なわれたコンサートの模様を中心に全世界5カ所のコンサート会場で収録したベスト・テイクを収録したものだ。 スタンダードな音楽をジャズピアノをバックにソフトに歌っている感じのボーカルである。ムーディな雰囲気を醸し出していて、BGM的にも素敵だなという印象を与えてくれる。 大人の音楽である。
 魅力溢れる歌声は今後人気が出るだろう。 前作『ハート・ファースト』はジャズ批評誌の【ベスト・ジャズ・ヴォーカル・アルバム】に選定されている。
 アルバム・タイトル「They Oughta Write a Song」は、アルバムの一曲目に入っている作品のタイトルだ。普通こういうことは少ないのだが・・・・
 で・・・肝心の内容だが、なかなかいい。秀逸だ。 名曲が散りばめられてて、「枯葉」や「サマータイム」等のお馴染み曲や8曲目「Perhaps, Perhaps, Perhaps」が良い。これは、スペイン語で言えば「キサス、キサス、キサス」。  今まで聴いたことがないような気だるい感じなのだが・・・ジャズ的な雰囲気の気だるさ。色っぽい。 他の曲は聴いてのお楽しみ・・
 そして、もう一度ジャケットを見ると~~~すごくいい感じ~~~。


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 彼女のサイトを見ると、こだわりのある表現がある。
 Confident yet vulnerable, strong but inviting. Authentic is another adjective that rushes to mind—emotionally authentic, which, really, is the key to great jazz and great art in general. Not the play-it-safe jazz of Kenny G or the narcoleptic whispers of mall-bound Musak, but the real deal. http://www.halieloren.com/ より
 言ってみれば・・・ケニー・ギャレットのようなイージーなジャズでもなく、モール周辺の音楽のような居眠りしそうなささやきでもない・・・そんな歌い手なんです。

 
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by ex_comocomo | 2014-08-15 12:13 | JAZZの楽しみ | Comments(0)
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