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AP-Linux-V3.0 beta1を試す(その3)

AP-Linux-V3.0 の再生音について

 さて、この AP-Linux-V3.0 の再生音であるが・・・・
 取敢えず、Deadbeef と Audicious を使って再生した感じをレポートする。(あくまでも個人の感想!!)

 PCオーディオの音は レガシー・オーディオとは違うことはこれまでも色々と報告されている。
 Windows での音は WASAPI あるいは ASIO の導入によって劇的に改善された。 再生ソフトも foobar2000 を始めとして Play PCM Win , WFP などの、いわゆる個人ベースで作成された良好なプレーやソフトがあるし、またメーカ提供の様々な ソフトがある。 最近は Korg の Audio Gate3 のような DSD 対応のフリーソフトも提供されている。
 一方 LINUX系では Voyage Linux と称するものが 高い評価を得ている。 
 さて、この AP-Linux V3.0 であるが、 出てくる音は やはり素晴らしいものだ。 無駄な機能を取り去り、PCの上で走るソフトをを軽量化して音楽再生に特化しているのであるから当然といえば当然である。
 再生ソフトは取敢えず Deadbeef と Audicious で試しているのだが・・・・
 何というか・・・音は透き通っている感じだ。 余分な音がない、スッキリ感のある…リアルな音だ。
 明瞭感や鮮度のある音である。 レガシーな音に馴染んだ人には多少の違和感があるかもしれないが、澄んだ音色は好感が持てる。 音場も広く余韻も素晴らしい。 音楽のバックグラウンドが静かで、個々の楽器が浮かび上がって聴こえてくる。
 (再生ソフトで多少の違いはあるが、それ程大きくは無い。 また、エコライザやコントロールの仕方で違うのは当然である。)
 RaspberryPi ( BeagleBoneBlackや CUBOX など)を使った NetAudio  としての Volumio の再生音とは又少し異なった感じがするのは、CPUの能力の違いかもしれない。 だが、このAP-LinuxV3.0 は、atom でも動くのである。 


by ex_comocomo | 2014-06-26 12:34 | オーディオ関連 | Comments(0)
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