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LPレコードのデジタル化(13): モーツアルト レクイエム・・その4

カラヤン指揮 ベルリンフィルのレクイエム 1961年盤

 画像モーツアルトのレクィエムと言えばカラヤンも欠かすわけにはいかないだろう。 カラヤンには ここで取り上げる1961年盤の他に1975年のBPOと、1986年のVPOと2種あって、一般には1975年録音のものが一番評判が良いようである。

 だが、カラヤン最初のレクィエムから見てみよう。
 カラヤンは1908年生まれで、1955年より1989年までベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の終身指揮者・芸術監督を務めた。 したがってこの1961年版はカラヤン53歳でベルリンフィルの指揮者になってから6年目である。
 カラヤンとしてはある意味、壮年期の充実していた頃である。 
 この1961年版をLPで聴いていると、ある種のカラヤンの美学を究めた沈痛なレクイエムであると思う。 ワルター盤とはかなり遠いものだが、それでもこの61年盤も捨てたものではない。
 特に合唱部分のソリストはウイーンの歌手を集めた61年盤の方が良い思うのだ。 テンポが少し遅いが今日はこの盤を聴くことにする。(私のものは再発盤である)

 「ラクリモーサ」 Lacrimosa of Requiem KV626 in d minor
 Lacrimosa dies illa, qua resurget ex favilla judicandus homo reus:
 Lacrimosa dies illa, qua resurget ex favilla judicandus homo reus:
 Huic ergo parce Deus. pie Jesu Domine,
 Dona eis requiem. Dona eis, dona eis requiem.
 Amen.


 久しぶりに聴いてみて、当時の録音の優秀さを感じた。 当時すでに録音技術は完成されていたようだ。 宗教曲らしい適度な残響があってレクイエムの雰囲気が溢れている。

 画像モーツアルト:レクイエム K626
 ヴィルマ・リップ(ソプラノ)
 ヒルデ・レッセル=マイダン(アルト)
 アントン・デルモータ(テノール)
 ヴァルター・ベリー(バス)
 ウィーン楽友協会合唱団
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
 録音:1961年10月 ベルリン
 原盤の認識番号(マトリクスナンバー) グラモフォン MG4014 (2535 257)

参考:
Herbert von karajan, Wiener philharmoniker, Wiener singverein, 1986
Anna tomowa sintow, Helga muller molinari, Vinson cole, Paata burchuladze
 
by ex_comocomo | 2012-03-04 15:43 | クラシックの楽しみ | Comments(0)
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