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オーディオファイル向けLinux

オーディオファイル向けLinux

 Music TO GO! さんのサイトで教えてもらった このソフト。
 オーディオファイル向けLinuxは 期待できる。
 
 LINUXは元々軽いソフトで音楽再生には向いている。 明らかにWindowsより高音質な再生ができやすい。 Windowsでも設定を最適化すれば高音質再生ができるし、WASAPI はこの様な期待に沿ったものだ。 Fedelizerを使えば更に音が良くなることは知られているが、 無料OSのLinuxも捨てがたい。
 例えば、音楽専用OSの Linux/Ubuntu Studioを使えば、カーネルとサウンドサーバの最適化だけでWindowsを超える高音質な音楽再生を手に入れることができる。
 しかしながらUbuntu Studioを使わずに、もう少し簡単にLinuxで 音楽を快適に聴きたいと思う。
 今回紹介された Audiophile Linux はその期待に沿うものだ。
 以下にその記事を示す。
 英文だがそれ程難しくはないのでトライしてみたいものだ。

About Audiophile Linux
 Audiophile Linux is the operating system optimized for high quality digital audio reproduction. Created by audiophiles for the audiophiles, AP-Linux is easily installed, user friendly, and absolutely free. Install it like any other GNU/Linux distribution and enjoy the music playback with latencies under 10ms.
 Audiophile Linux comes with everything you need for playing your audio and video files.
オーディオファイル向けLinux_b0133710_17524237.jpg

 Audiophile Linux features:

System and memory optimized for audio perfection
Custom Real-Time kernel version 2.6.10
Lightweight window manager
Pre installed audio and video programs
Lightweight OS, free of unnecessary daemons and services

 Standard Linux distributions are designed for running servers or desktop usage.
 AP-Linux distribution is designed for high quality audio only. The unnecessary services and daemons, included in standard Linux distributions, have been removed and their negative influence on audio playback made impossible. Printing and some other network services running in background of the standard Linux distributions, use the CPU and memory and are completely useless for audio reproduction.

 AP-Linux distribution includes the lightweight XFCE desktop environment and highly configurable and low resource demanding X11 window manager called Fluxbox.
 XFCE is easier to use, but the Fluxbox is faster, lighter and less demanding. I use Fluxbox window manager for more than seven years and can highly recommend it.
# by ex_comocomo | 2013-01-16 17:53 | オーディオ関連 | Comments(0)

ドアフォンの修理

パナソニック ドアフォンの修理

 近所に住んでいる娘から家のドアフォンの呼出しが効かなくなったと言ってきた。
 娘夫婦は旦那が事務屋であるので電気の知識が薄い。
 出かけて診てみると機種は パナソニックHA-M602 で、呼出音のオンオフが効かない状態だ。
 メーカー問い合わせをしたところ、基盤交換で1万以上の部品代がかかるとのことである。
 近所の電気部品取扱店に部品入手が出来るかどうか聞いてみたが、製造中止機種で部品も手に入らない。

 仕方がないので中を分解してみる。
 どうやら、呼出しのスイッチのタクトスイッチがいかれているようである。
 私の手持ちのタクトスイッチより少し大きい。
 どうしようかなぁ~~~~
 タクトスイッチ1個を購入するにも手間がかかる。
 サイズが合わないが、手持ちのタクトスイッチと交換することにした。
 
 画像基盤全体が小さいので取外しも意外に難しい。 慎重に他の部品を壊さないように取外して新しいものと取り換える。 
 押しボタンの外側のケースとの組合せがスプリングリターンになっているため、スプリングの輪の大きさとタクトスイッチの大きさとのバランスが悪い。 スプリングを少し小さく加工して取り付けてOKとなる。

 元の場所に戻して取り付けてみる。 配線は2線式で、電圧も直流の9V程度であるので取扱いに危険性はない。
 動作確認をするとOKである。 娘も喜んだ。
 ドアフォンは映像の出るテレビ付が最近は主流であるが、呼び出し音が出ないと何の役にも立たない。
 この、呼び出しが一番最初に壊れるところに 問題がある。 機械式であるからである。
 今回、私は幸いに手持ち部品の交換で修理をすることが出来たが、普通の人は一般に修理出来ないであろう。
 メーカは、かくして本体は未だ大丈夫なのにツマラナイ部品の故障で装置一式を買換えざるを得ないような品物を作っていくのであろうか。 
 
 
# by ex_comocomo | 2013-01-09 11:59 | 科学・技術全般 | Comments(0)

Raspberry Piの設定 【mpd サーバー設定編(1)】

Raspberry Piの設定 : mpd化への取組(1)

 ずいぶん前にRaspberry pi が届いていたが、mpd 化への取組がやっと出来そうな気配である。
 Webをググると色々な記事が出ている。 これらを参考にさせてもらいながら 私も取組んでみたい。
 参考にさせていただいたブログは以下のとおりである。 お礼を申し上げる。
 Raspberry Piの設定等
 Raspberry Pi+MPDの設定

 画像さて、届いたものは以下のものである。荷姿はあっけない。





 
 画像 中身を取り出したものが次の写真だ。 私は多少の付属品も併せて注文した。 白い箱の中に黒い Raspberry Pi を収納するケースが入っている。 Raspberry Pi 自体の大きさはカードサイズくらい。
 私はこの Raspberry Pi を mpd サーバーとして使用予定だ。
 上記のブログを参考に設定をしていく。


 【準備するもの】
 ・Ethernet LAN ケーブル
 ・HDMIケーブル (初回起動時に使用:各種設定用)
 ・キーボード&マウス (初回起動時に使用:各種設定用)
 ・スマホ用の充電用電源 +5V 、 micro USBのケーブル(電源用)
 ・SDメモリーカード (私は4GBを選択:これは予めOSをインストールしたものを購入)

 参考記事を見ると Raspberry Pi のUSBの能力(駆動能力も通信速度も)は微妙らしく、不要なものを接続すると動作が不安定になるらしいので、USBはバスパワーのものを準備して キーボードとマウスはこれに接続することにした。
 基板との結線図は次の写真が参考になる。
 
画像

 
画像

 ここで、+5V電源であるが iPhone 用でも使用可能みたいである。

 私の組み合わせた姿は次のとおりである。
 
画像

 
 【セットアップ】
 私はOSインストール済のSDカードを購入したが、自分で行うには http://elinux.org/RPi_Easy_SD_Card_Setup2に詳細な記述があるのでこれを参考にすればよい。
 最新のものは Raspbian “wheezy” でダウンロードファイルは 2012-10-28-wheezy-raspbian.zip である。
 これを使って、ブートディスクを作成することになる。

 次に、OSをインストールしたSDカードをボードに装着し、上記の写真に示したように HDMIケーブルをモニターに接続、USBキーボードとマウスをを接続し、ACアダプターをコンセントに差し込むとブートが始まる。
 正常にブートされていれば、以下のような初期設定画面が現れる。
画像
 
 私は Raspberry Pi をサーバーとして別のPCからリモートでコントロールする予定であるので以下の設定を行った。
 * expand_rootfs Expand root partition to fill SD card
 * change_pass Change password for 'pi' user
 * change_timezone Set timezone
 * memory_split Change memory split
 * ssh Enable or disable ssh server
 * update Try to upgrade raspi-config

 [expand_rootfs] :SDカードの未使用領域を使用できるようにするので「OK」とする。
 [change_pass]  :デフォルトはuser 'pi'、password 'raspberry'である。passwordは変更できるが、そのままで使うことにした。 
 [change_timezone]:Asia→Tokyoと設定する。
 [memory_split] :グラフィックへ割り当てるRAMの量を指定するものであるが、(デフォルトは64)私はグラフィックを使用しないので16とした。
 [ssh]  :デフォルトで「Enable」になっている。これが「Enable」になっていないと他のPCからコントロールができない。
 [update] :当然のことながら、各種ソフトを最新のものにするので実行する。

 各種設定を行なった後で「Tab」キーで[Finish]へ移動し、「Enter」とすると Would you like to reboot now? と聞かれるので [Yes] とするとリブートされ設定が有効となる。

 なお、この画面はプロンプトから以下のコマントで呼び出すことが可能である。
 $sudo raspi-config

 なお、Raspberry Piには電源スイッチが存在しない。 これは精神衛生上よくない。 何とかしたいものだ。


以下続く・・・
# by ex_comocomo | 2012-12-25 14:21 | オーディオ関連 | Comments(0)

ジャンク品利用によるDAC製作の試み (3) 設計変更

PZ-PCM9000のDAC化(3) DAI 選択ミス

 改造が終わって音出しをする。 緊張の瞬間だが・・・・
 ウン!! 音が出ない。  配線の間違いだろうか?? 
 色々とチェックを行う。 流用した部分の動作不良だろうか??
 本体の基本動作を確認しようにもPCM放送が終わっているので、機器の動作に問題があるのかも確認できない。
 
 DAI は新作だから問題ないだろう。 だが、流用している部分の動作確認は保障されていない。
 こんな時オシロスコープが無いと DAI 部が正常に動作しているかわからず、動作しなかった場合手間を取る。
 逆に正常に動作する DAI 基板さえあれば、DAC部分に集中できるのであるが、今回は DAI を自作したので(キット組み立て)チェック部分が増える。

 幾つかの怪しい配線を見つけて配線を修正するがウンともスンとも言わない。
 こうなると本当にお手上げだ。
 
 しばらく頭を冷やすためにほったらかしておいた。
 今日、改めて DAIの 仕様書を見てみた。

 アアッツ!! 説明をよく読んでみると次のように書いてある。(以下、説明書より)

 DAI は CS8416なので、24bit 右詰、左詰、I2Sに対応しています。
 入力も44.1~194kHzまで対応しています。 使用できるDACの石はTDA1543、TDA1543A、AD1852、AD1955、PCM1794、PCM1704等です。
 16・18・20 BitのDACには対応できません。
 対応するには、ロジック回路を追加するかソフトウェアーモードに対応するしかありません。
 今のところハードウェアーのみです。ソフトウェアーモード対応、リクロック対応はいずれ行う予定です。


 何と16・18・20 Bit のDACには対応できませんとあるではないか。
 私が改造に用いている PZ-PCM9000 のDACチップは PCM67U である。 このチップは18Bitである。 道理で音が出ないわけである。
 DAI を選択する時に検討が不足していたのだ。 入出力にばかり気を取られすぎて、Bit数の事を忘れていたのである。 原因が分かれば対策は容易だ。 DAI の作り直しである。

 だが、最近は安く入手できるDAIが少ない。 古いDACチップに対応するDAIは 手に入りにくいのが現状だ。
 今回準備した、キットのCS8416 DAI も思案の末に選んだつもりだったが・・・
 こうなるとジャンク品で YAMAHA YM3623Bを 積んでいるような品物を探すしかない。
 このチップでDatasheetのアプリケーション回路そのままに組み立てるしか方法はないであろうか。
 
 しばらくお預けだ・・・
 
# by ex_comocomo | 2012-12-21 14:38 | オーディオ関連 | Comments(0)

ジャンク品利用によるDAC製作の試み (2)

PZ-PCM9000のDAC化(2) 基板改造

 時間を見つけて改造作業にかかった。 
 ここで、基本的な改造仕様を整理しておく。

 1)外部入力のデジタルオーディオ信号( S/PDIF )を、DAI( Digital Audio Interface )部を通ってPZ-PCM9000のD/Aコンバーター部に接続する。 一応、DFの前に入れることにする。 この入力部とDAI部を新規追加する。
  (S/PDIF入力としては同軸入力とする)
 2)切り換え用ボタンとLED表示類は出来る限りオリジナルを流用。
 3)PCM放送受信用のディ・エンファシス回路を削除して1次フィルターに変更する。
 4)PCMチューナ部は使用しないが、チューナ部の基板は実装されたままで電源供給を止める。
 5)アナログ出力はオリジナルのままで使用することとする。  

 ところで、基盤全体を見ると何やら余分な基盤がついている。 
 
画像
一つは背面パネルに付いている電源基板であるが、どうやらチューナユニットのPLL用の電源と蛍光表示管のバイアス電源らしい。 もう一つがセンターシャーシに放熱器を取付けているチューナ用の3端子レギュレータだ。 何となく後付けしたような基盤である。 ある種の設計不良である。 基板設計の美的感覚も大事である。 (写真の右側)
 
 
画像
 さて、先ずはフィルター回路の修正である。 先日の検討でフィルター定数を決めたので不要な部品を取り外して新しく抵抗を取り付ける。 基板の裏面は綺麗に半田付けしてある。 丁寧な作業が見て取れる。  
 
画像

 
 次はDAIの取り付けである。 DAIには+5Vの電源が必要であるが、ケース内を詳しく見てみると 何とSKEW用の+5V電源でMAX600mAの端子があるではないか!! もちろんGNDもある。
 これを利用しない手はないので、有難く流用させてもらう。
 
画像

 DAI基盤の設置場所はセキュリティユニットのあった場所とすることにした。 (セキュリティユニットは今回は不要のはずだ )
 適当な取り付け穴を探してDAIを取り付ける。 このDAIは小さいので取り付ける場所には不自由はしない。
 デジタル信号のアサインは、旧基盤のF端子部とした。
 ここにはMIXERからの TX(Clock)、CKT1(BitClock)、LRCK、DCT1(DATA INPUT)、+5V、GND等の信号を受け渡すところである。 ここにDAIからの信号と +5V,GNDをつなぐ。
 (YAMAHAのDFであるYM3433Bのデータシートを参考にした)
 基本的にはこれで、動作するはずである。 あとはS/PDIFの受信端子を取り付ければよいことになる。

以下続く・・・・
# by ex_comocomo | 2012-12-08 17:54 | オーディオ関連 | Comments(0)